1958年より製造された国鉄153系電車から、急行形・近郊形電車で標準となった
車体隅部に回りこむ曲面ガラスによる「パノラミックウィンドウ」の採用が盛んになっていた国鉄。
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いわゆる「この顔」ですよね。
東海道線や横須賀線を代表とする113系(111系)が有名です。これは165系ですけど(^^;)

この顔、車体構造・車両性能はほぼ同じですが色違いだったり、日本全国の電車で良く見ることが出来ました。
同じ形式でもJR化後はカラーバリエーションが多数に存在しています。

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国鉄時代に色分けをしていたのは、直流電車か交流電車、または交直流電車か・・・で区別するためでした。
これは交直流電車455系。東日本地域で使用するため、交流は50Hz対応です。
顔は同じでも色が違うと印象が変わりますねぇ。
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こちら北海道の交流電車711系。耐寒耐雪形として北海道向けに専用設計されたもので冷却空気系に負圧を生じない設計を貫き、
北海道特有の細かい粉雪の進入を防いだことで冬季でも安定した運用が出来たようです。
更新して赤色と白帯が某関東大手私鉄の電車に似るようになりました(´д`)
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こちら九州の交直流電車475系
鹿児島本線・日豊本線の電車急行に幅広く運用された60Hz区間用の475系ですが、
晩年は普通電車にも使用されてローカル電車としては快適に乗る事が出来ました。
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こちらも九州と色が似ていますが北陸本線で活躍した交直流電車475系。交流60Hz対応です。
比較的勾配の多い地域で運用されることから主制御器を勾配発電抑速ブレーキを搭載していました。

111系・113系がベースで架線電源の種類や勾配対応、耐寒耐雪などの追加装備により形式が派生していっています。

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こちら、電車じゃないですが国鉄気動車もパノラミックウィンドウを取り入れている形式が多いですね。
名車キハ80系列の「キハ82」です。
キハ82はガラスが1枚なのですよね。柱が無いので、まさにパノラミック。
この時代でこの技術力。素晴らしい。
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こちらもパノラミックウィンドウ。キハ181系
ガラスが横に回り込んでいる部分に柱があります。
後発ですが、ちょっと守りに入った?(^^;)
コストの問題かな。。。
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それに続くキハ183や185系も顔が似てますよね。
キハ82から同じ顔が続いています。ある意味、ロングセラー顔です。
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ちなみに、キハ185系と同じ手法?かと感じさせる電車がこちら。。。
京王の5000形列です。これは琴電の1100形。
流行があったのでしょうかねぇ。昭和30年後半から40年代初頭の頃です。
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私鉄でパノラミックウィンドウと言うと、営団の3000形も同様でした。
隣のHiSEもパノラミックウィンドウと言えばそうですが・・・(^^;)
技術の移り変わりが見て取れます。

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特急形になれば、思いっきりパノラミック。スーパー雷鳥のパノラマグリーン車。クロ481-2000番台
これが改造で出来上がる時代でした。
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こちらは381系のパノラマグリーン車。クロ380
現在は「やくも」に転用されて今でも乗車可能です。
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クロ380車内からの眺め。
なかなか大きい窓です。これも改造ですからねぇ。
そのカラクリは先頭部だけ新造で後ろはグリーン車の車体を切り継いで繋げてます。
この頃は良くやる手法でした(^^;)

っと、最後は話が逸れてしまいましたが、
ここではあくまで153系を始めとする111系・113系の顔バリエーションを中心にお送りしました。

特急のパノラミック窓になると、現在では物凄い事になりそうですから。
これはまた別の機会に。でわ~(^^;)