さて、思い出の寝台列車シリーズ「あけぼの」編 その5として今回が「あけぼの」編の最終回となります。

今回は、撮影走行シーンをお送りします。
「あけぼの」は上野を21時過ぎに発車するので、その当時の夜間撮影は
もっぱら駅での停車中などが多く本当に駅間で撮影できたのは、
下りでは翌朝の山形・秋田地域から、上りは高崎線辺りからとなります。
今では夜など関係なしに撮影できる機材が普及していますが、この時代で使えるカットはなかなか・・・。

さらに言うと、基本的に「あけぼの」は乗ることがメインでしたので、個人的には殆ど「走り」の写真は残っておりません( ̄▽ ̄;)

そんな中でも、他の目的で撮影したカットを何枚かご紹介します。

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高崎線 神流川橋梁を走る上り「あけぼの」です。
時間は4月中旬5:44ごろのようです。デジタルになって撮影時間もおおよそですが、記録があるので助かります(^^;)

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夜が明けきらぬ感じが、まさに「あけぼの」といったところでしょうか。
こんな雰囲気がまさにブルトレには似合います。

とくに首都圏地域では「あけぼの」は夏場の時期でないと文字通り陽の目を見ることが少ない列車なので
これを目的とする「ガチ」な同業者もおられるようでした。
実は、このときはC57180が大宮工場で全般検査から明けて新津へ配給回送されるとき、その前に撮ったもの。
このときは、まだ「ついで」感がありますので、他に誰も居ませんでした。

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このときの画像は、以前に記事を投稿したものと同じです。
このときも、別な撮影目的で上越線入りしておりました。只見線のラッセルを撮りに行った際、
時間が空いたので小出駅に寄ってみると、なぜか「あけぼの」編成が停まっているのを発見。
これは上り「あけぼの」が羽越線内遅延で夜が明けてしまい、長岡あたりで乗客を上越新幹線へ振り替えたあとに、
今夜の上野発下り「あけぼの」に充当させるため回送状態で小出駅で抑止を喰らっていたものを目撃し、その次の八色駅で待ち受けたものです。

このときは反対側のホームの手前にある構内通路の、更に引いた状態で撮影していたのですが、
この画像のとおり、このあと危機感を覚えて、すぐに身を隠し背を向けてみましたが、猛烈にスノプロからの雪を受けました(ノ◇≦。) 

このときの撮影データ 2006年01月23日 14:47となっています。
午後2時に「あけぼの」が上越線を上っていくという光景は不思議で、
しかも、このように豪快に雪を蹴散らしていく姿は、ファインダー越しに強烈なものを感じました。

ヒサシ付きのEF81は何号機かも分かりませんが、双頭連結器装備のようですので、そのあたりのカマに絞られます。

※ヘッドマークが雪で隠れて、これが「あけぼの」かどうか分からないじゃねぇーか!(ノ`Д´)ノ
という点はご容赦ください。
ヘッドマーク右端の雪の少ない部分に「あけぼの」の”の”の字が見えるでしょう(^^;)

ってか、”の”を何回言った!?(;^^)ヘ..

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それでも体勢を整え、振り返って、もう1枚。
回送状態なので電源車も供給状態では無いらしく、テールマークも尾灯も点灯しておりませんでした。
尾灯の代わりとなる赤色反射板も取り付けていない感じでしたので、あまりこの状態での本線走行のカットを上げてしまうのは
内部事情に詳しい中の人にとって苦渋の表情となりますが、10年以上も前の話ですので、まぁ時効とさせてください( -д-)
テールマークと尾灯が点いていれば格好良かったんですけどねぇ・・・。それでも、雪煙を巻き上げ白と青の世界に幻想的な光景を残しつつ去っていきました。

しかし、巻き上げた雪がこちらにも降ってきて雪だるま状態に。
このあと、温泉に直行したのは言うまでもありません(^^;)


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あとは、おまけのカットを。
「あけぼの」は青森に到着すると、最後尾だった上野方にDE10を連結して、そのまま青森運転所へ引き上げます。
青森駅が線路的に行き止まりの構造なので、このような形で運転されていました。

逆に、上りの上野行き「あけぼの」のときはDE10が先頭で青森運転所から回送され、上野方にEF81を連結してぶら下がりで入線するというスタイルでした。

EF65 1000→ED75 1000→EF71+ED78→ED75 1000→ED75 700などという機関車交換を繰り返しながら東北・奥羽本線周りで運転された時代から
廃止末期のEF64 1000→EF81、入れ替えでDE10・・・に至るまで、様々な機関車に牽引されながら運転していた「あけぼの」でした。

2011年夏に上越線が土砂流入で不通のとき、東北本線・北上線に迂回して運転された際には
上野発はEF510-500が北上まで運転、そして北上から秋田まで北上線経由でDE10の重連運転をしていたという記録もあるなど、
歴史的、突発的な運用を挙げていけばキリが無いほど奥が深い「あけぼの」ですが、
ohanefu的 思い出の寝台列車シリーズ「あけぼの」編を全5回にてお送りしました。
ご覧いただき有り難うございます。

引き続き、思い出の寝台列車シリーズをお楽しみ下さい。
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