今回は2017年5月に東武特急リバティ会津に乗車した際の記録をお送りします。
と言っても浅草から南会津へ行ったお話ではなくて、会津田島から上りのリバティ会津に乗車しました(^^;)
まずは、会津鉄道の会津田島駅の大きさに驚きます。新幹線の駅のような佇まい。
これは地方で有りがちな地域センターや道の駅などと併設して駅単体の建物では無くなっていて大きな建物となっています。
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こちら、特急リバティに使用される東武500系。
珍しく先頭車がM車で中間車がT車の2M1Tの3両編成です。
車両は窓のない貫通扉がドカンと設置されています。これは(会津)鬼怒川系統と日光系統などと分割併合を行うためにこのような姿となったようです。
まだ完成予想図のイラストを見たときに貫通扉上の小さな窓が運転台で、前面展望が出来る構造なのかと思っていた自分でした(^^;)
出来てみたら何てこと無い、ただの窓でしたが、とりあえずここにもLEDライトが装備されているようです(点灯状態はこの記事の一番最後の画像を見てね)w
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さて、外観は近代的だった会津田島駅の改札は、至ってシンプル。逆にローカルな雰囲気がありました。
そんな中、リバティのような最新形の特急が会津田島にやって来たのですから地元は歓迎ムードが高まっておりました。

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浅草から遠路はるばるやって来たリバティ会津は、折り返しの準備のために、すぐ乗車は出来ず改札待ち。
その乗車の前に駅横からリバティを観察。会津鉄道はJR只見線の西若松駅から野岩鉄道の会津高原尾瀬口駅まで57.4kmを結ぶ鉄道。
全21駅あって、そのうち会津田島を境に北は非電化、南は電化されていて会津田島では電車とディーゼル車が並びます。
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その傍らにはC11 254号機が展示保存されています。
こちらは会津鉄道の前身、国鉄会津線で活躍していた蒸気機関車。
元々は1944年に製造され、翌1945年から1973年までは、九州の早岐機関区配置。
九州の蒸気機関車の特徴あるデフを装着しています。
門司鉄道管理局、いわゆる門鉄デフ・門デフと言われるデフ装備しています。
1973年に九州から会津若松機関区に転属。しかし2年後の1975年1月に廃車となり
1975年8月、地元の田島町田島小学校にて保存され、その後会津田島駅に移転されたようです。
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田舎っぽい駅名票と近代的な顔つきの東武500系。
今までは「快速」しか来なかったのに、東京まで直通で行ける特急に成りましたから、感慨もひとしおですかね(^^;)
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さて、いよいよ改札も始まり、乗車可能となりましたので、乗り込みます。
まだ登場してすぐなので、新車のカホリが漂います。
車内は機能的かつ特徴的な形状の天井で、観光特急の雰囲気もあります。
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会津鉄道発行のリバティ会津特急券と乗車券。
JRのようなマルス券でもなく裏は磁気もない、ただの印刷した紙のきっぷ。
そのため、乗車券は自動改札利用不可となっています。
乗車券は北千住まで買っています。
2「列」A席となっていて、JRのような2「番」A席という表現ではありません。
「列」という言い回しが何か映画館のような感じ(^^;)

P1090959リバティの編成図が背面テーブルに貼られています。
3両編成なので構造が簡単です。基本的にトイレなどの設備は中間の2号車に集約されている感じです。
会津鉄道や伊勢崎線、野田線にも入るので方面別の向きが広範囲にわたっています。

P1090963さて、会津田島を発車して会津鉄道を南下し、野岩鉄道に直通しますが、基本的には下今市までは各駅に停車します。
そのため、かなりローカル的な遅さが残念です。
特急と謳っていますが元の「快速」6050系で使用された列車の特急に格上げで置き換わっただけで時刻はほぼ変わらないというカラクリ(´。`)
最新型の特急なので、さぞかし高速運転をするのかと思ったら各駅停車なので時間が掛かります。
しかも単線で交換待ちも多く、普通列車と同じです。
それを象徴するのが下今市~会津田島間の相互駅間利用に限り、乗車券のみで利用できる特例が設けられています。
特急リバティ会津が出来る前までは乗車券のみで乗車可能だった快速・区間快速が廃止されてしまい、このリバティ会津に置き換わり、普通列車が特急になって普通乗車券だけで乗車できる列車が減ってしまうことへの救済策です。
東北新幹線の盛岡以北で全車指定席の空いている席に自由席料金で乗れる席無し特急券のような感じですが、
こちらは特急券自体が必要ないのでただの通勤列車と同じように一般客が乗り込んで来ます。

私は会津田島から指定席を買っていますので席を空けていたとしても他の乗客に座られる事は無いのですが、
普通乗車券だけで乗れる区間では「空席があれば座っても良い」となっているので、
トイレから帰って来ると自分の席がオバハンに占領されてしまっているという事態も免れません。
指定券がある人は指定の席で、普通乗車券の人は自由に座れる車両空間が同一なのは困ります。
せめて指定席の割り当てを、この先の東武鉄道区間だけから乗る車両と会津鉄道から指定に乗る車両を別にして、
この区間では普通乗車券だけで乗車する人は、まだ未指定が多い車両部分に乗車するとか色々と区別が出来そうですが、
ハイシーズンなどは3両全て指定で埋まると思うので、そのときは立席となりデッキに乗車することになりそう。

そんな実際の購入例としては特急券を下今市から北千住・浅草までにして買っておけば、
会津田島からの乗車券だけでリバティ会津に乗れますので特急券区間を短くして節約可能です。
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各駅停車なので、途中、平仮名にすると、
とても読みにくい駅名があったり・・・
下今市までは乗客の出入りが激しく結構な退屈感。
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そして、ようやく下今市へ到着。。。
ここで東武日光から来るリバティけごんと連結します。
下今市ではSL大樹に使用される14系客車が見えました。
現在、ほぼ原型の14系客車に乗車できるのは実はここだけという何とも複雑な事実w
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下今市の発車案内。R.けごん・R.会津と表示されていて、「R.」が何なのか普通のヒトには判らなそう(´。`)
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先にリバティ会津が到着して、後ろに日光から来るリバティけごんを待ちます。
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さて、ほどなくして日光から来たリバティけごんが到着。
ホーム中程で一旦停止。駅助役の誘導合図により進入してきます。

こちらが連結シーン。判りやすい動画のご紹介(^^;)
やわやわ・・・と連結。PMSM起動音萌え
貫通扉は連結後に自動で開き、貫通幌を整備して連結完了。
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ここから6両で終点浅草まで運転。
次は新鹿沼まで停まりません。ようやく通過する駅があって特急らしさが発揮できそうです。

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下今市からリバティ会津編成の前3両にも乗ってくる乗客も居て、結構な乗車率。
この時はリバティが登場して間もない事も相まってスペーシアより人気があったようです。
座席はスペーシアの方がゆったりしていますけどね・・・(^^;)
ただ、スペーシアの一般座席にはコンセントが無いのでリバティを選ぶ価値はありそう。
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しかし、リバティに付いているコンセントは座席の仕切り内側に付いていて(画像の丸印)、
ここから充電器などを取り付けると、ちょうど座った位置で脚に当たります。
これはコンセントが太ももの位置にあるため、L字型プラグ等を持参したほうが良さそう。
身体が細い人なら大丈夫かもしませんけど。。。
新幹線に多く設定されている肘掛けにコンセントを付けて前側へ出すような設計が良かったと思います。
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さて、日光線に入ると快調に飛ばし、いつの間にか複々線区間に入り北千住へ到着。
今までの鈍足から特急らしさを取り戻しましたが、会津田島から乗車すると、それでもやはり時間が掛かった印象。
車両も外観は斬新ですが、車内は可も無く不可も無く・・・と言ったところ。
元々、バブル感満載のスペーシアがあるだけに同じ東武が出すなら
リバティは現代にあった仕上げはしているものの、小田急GSEのようなリゾート感を出しても良かったかも。
窓がそれほど大きくないのも残念。ビジネスユースな印象を受けます。これが会津田島まで行くのは退屈かなぁっと。
スペーシアのような個室もないですし、実際にホームライナー的な運用もあるので致し方なしか。。。
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ここで下車してリバティけごん・会津を見送ります。浅草へ向け発車していきました。
分割併合を視野に入れているので3両という特急が何とも微妙な印象ですが、
もう少し何とかならなかったですかねぇ。浅草発着という、8両には出来ないジレンマか(´。`)
貫通扉もあるし、思い切って半蔵門線・日比谷線から発着しちゃっても良かったのでは。。。www

でもまぁ、都内から福島・南会津まで行くなら、新幹線・郡山・会津若松経由でしょうかねぇ。
鬼怒川の延長にしては長すぎる気もします。逆に快速だったから良かったのかもw
特急料金上乗せで普通列車然りの運用じゃぁねぇ。。。

と、後半は言いたい放題で終わらせていただきます(´。`)
最初は期待度が高まって良いイメージで入りましたが、
乗ってみたら案外、、、って感じになっちゃいました。
これもヘタな掲示板に書き込んで終わりじゃないブログの良いところ・・・でしょうかw
スペーシアのクオリティが偉大です( ̄▽ ̄;)

以上、特急リバティ会津 乗車記でした。