遠州鉄道の吊り掛け電車モハ25編成がそろそろ引退・・・という雰囲気の中で、
2017年8月に30形の夏休み特別運行が行われるということで
毎度毎度、例の如くTA・MUさんに連れてって貰いましたぁ(^_-)

実は、地方私鉄についての情報はそれほど明るくないオイラ(^^;)
その鉄道が何となく判るけど、どこから入ってけば良いのか判らないので
その辺りを伝授されつつ、吊り掛け電車の乗り鉄を楽しみました♪

まずは、遠州鉄道が新浜松~西鹿島という区間で走っているので、浜松方面へ向かいましたが
今回の「夏休み特別運行」であるモハ25の運転開始駅が西鹿島から浜松行きとして運行されるというので
西鹿島へ行くのかと思いきや、途中の遠州西ヶ崎という駅付近でクルマを駐車場に入れ、
そこでフリーきっぷ(「あかでんフリーきっぷ」という名前でした(^^;)を購入して西鹿島へ出向いて吊り掛け電車を乗り鉄するというプラン。
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西ヶ崎で見たのは、遠州鉄道の赤い電車。
赤い車体に白い帯というのは、関東では京急って相場が決まっていますがw、こちらでも同じような色で、何となく車両の雰囲気も似ているのも今回の遠征の決め手の一つです(^^;)

しかし、以前は赤くなかったという事で、何故赤い車体になったのか・・・

wikiより

車体塗装は当初グリーンとクリーム色のツートンカラーであったが、
踏切事故対策として1961年(昭和36年)12月よりスカーレット一色塗装に改められた。
この塗装は以降の増備車ならびに従来車にも普及し、「赤電」の愛称の由来となった。
後年、1000形に準じた塗装に変更され、現在に至る。


だそうで、実は以前は遠州鉄道の車両は緑色をしていたのですね。
まあ地方私鉄が元々赤い車両だったりするイメージは無かったので、そんな経緯があったとは( ̄▽ ̄;)


では、西ヶ崎から西鹿島までモハ25に会いに行きます。
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っと、その前に、先に出した画像の進入シーン。
西ヶ崎駅は交換駅ですが、上りの新浜松行きは交換しない列車で右側(進行方向視点で)に入って来くるんですよね。
遠州鉄道では、よく有る事らしいです(^^;)
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で、下りの西鹿島行きも同じ線路を使って逆方向から入って来ました。
コレに乗って西鹿島へ向かいます。
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最後尾に乗車。後方展望を楽しみます。
運転台は至ってシンプル。窓も大きいので初めて乗っても景色とともに車両を観察出来ます。
この車両は1000形で遠州鉄道では標準的な車両のようです。
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途中駅で上り列車と交換しましたが、この時はちゃんと左側通行でした。
向こうも1000形です。抵抗制御車で1983年(昭和58年)から1996年(平成8年)にかけて7本14両が製造されました。1000形はTc車をクハ1500形としています。
現在は、ほぼ同車体でVVVF制御の2000形(1999年(平成11年)3月竣工。2001編成は同年4月5日より営業運転を開始し、現在に至る)が登場し、
2019年(平成31年)4月現在7本14両が製造され、今回のモハ25・クハ85編成と後述するモハ51・クハ61編成の両方を2000形の増備によって置き換えられています。
ちょうど1000形と2000形で半数ずつの比率で、営業用車両は14本28両となっています。
ちなみに遠州鉄道の車両は全て2両編成で1M1Tになっており、新浜松方がMc車で西鹿島方がTc車。
朝夕ラッシュ時には2本連結して4両編成となる運用もあります。
P1090994 (2)
そうこうしているうちに終点の西鹿島に到着。すると、もうひとつの30形モハ51編成が停まっていました。
このモハ51号は吊り掛け電車のモハ25編成より後に製造され、カルダン駆動となっていましたがこの年の冬に引退、廃車になってしまいました。
まさか吊り掛け電車より先に引退するとは、この時は想像もしていませんでした(´。`)
正面非貫通の2枚窓ですが、窓が細い柱だけで繋がっていて従来の30形の中でも異色な存在だったのかもしれません。

wikiより
当初は非冷房仕様で増備が進められたが、前述モハ25-クハ85ならびにモハ51-クハ61は落成当初より冷房装置を搭載し、非冷房車についても順次冷房改造が実施された。
新製冷房車が分散式冷房装置を1両当たり3基搭載しているのに対し、冷房改造車は集中式冷房装置を1両当たり1基搭載している点が異なる。
また、冷房改造施工時期と廃車時期が重複していたことから、冷房改造を受けることなく廃車となった車両も存在する。

どうやらこの時に残る30形は登場時から冷房を搭載した状態で落成されたようで、
モハ25編成に関しては新製で吊り掛け電車・冷房付きという状態で1978年(昭和53年)に登場した車両なので、
吊り掛け電車というと戦前戦後すぐ・・・の時代背景なのかと思ったら、この時で約40年ほどの車歴でした。

wikiに記述が有るように、もともと非冷房だった30形が冷房を載せた車両は集中冷房装置で、
新製で冷房付きのモハ25号は分散冷房になっているという、京急の法則とは真逆なのが何とも意外です(´д`)
集中冷房の30形の方が新製っぽくて格好いいんですけどw

再び wiki
1980年(昭和55年)よりモハ31-クハ81を皮切りに廃車が開始された。
2015年(平成27年)1月にモハ27-クハ89が退役し、これにより片開きドアと半室構造の運転台、トーションバー台車を装備した車両が全て姿を消し、同線に残る吊り掛け駆動車はモハ25-クハ85の1編成を残すのみとなった。
さらに同年4月には30形の定期運用が消滅して予備車となり、本線で走行する機会が大幅に減少した。
2018年(平成30年)2月の2000形(2007編成)増備を前に、まず2017年(平成29年)11月30日、モハ51-クハ61編成が同年12月16日にラストランとなり、2018(平成30)年1月に廃車されることが公式に発表された。
30形最後の残存車となったモハ25-クハ85編成も同年4月28日から30日までラストランを行い、その後に廃車・解体された。
モハ25-クハ85の廃車により30形は形式消滅となり、2扉、吊り掛け駆動を使用する営業車両が遠州鉄道から全て姿を消した。

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遠州鉄道は終点の西鹿島に車庫があり、車両の殆どがここに集結していました。
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さて、吊り掛け電車のモハ25号編成の姿も見えて、もうスタンバイしてます。
車庫が狭いのか、縦列で留置していて、結構ギリギリに詰め込んで停まっています。
モハ25号の後ろにも別な編成が見えます。色々と入れ換えして詰め込んでいるのでしょうね。
ホームも中途半端な位置に停まっていて、あれがこっちに来るのかな・・・。

それにしても、湘南顔で2ドア車・・・そして赤い。
関東育ちのオイラには、ドアが両開き以外、これって京急の600形(旧)?!にしか見えません(^^;)
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そういえば、さっき西鹿島駅手前で見かけたモハ51号も側面は2ドアでモハ25号と変わりません。
横から見た目は吊り掛けか吊り掛けでは無いか・・・ぐらいw

さて、西鹿島に降り立ったホームで、車庫の奥に居たモハ25号が来るのを待つとします。

で、今回はここまで。
次回、いよいよモハ25号編成 吊り掛け電車 乗り鉄編です(^^;)

ひとまず、遠州鉄道の車両データを載せときます。

旅客用車両諸元[wikiより]

形式30形
モハ30形・クハ80形
1000形
モハ1000形・クハ1500形
2000形
モハ2000形・クハ2100形
Entetsu 27 89.jpgEntetsu-51-61.JPGEnshu-RW series1000.jpgEntetsu 2102.jpg
編成2両(1M1T)[注釈 1]
電気方式直流750V
軌間1,067mm
営業最高速度70km/h
全長18,820mm[注釈 2]19,000mm
全幅2,740mm2,730mm
電動機日本車輌製造 NE-90[注釈 3]東洋電機製造 TDK-8095-A三菱電機 MB-5081A
主電動機出力112kW[注釈 3]120kW
台車トーションバー台車
日本車輌製造 ND507
インダイレクトマウント式空気ばね台車
日本車輌製造 ND306[注釈 4]
ダイレクトマウント式空気ばね台車
ND309・ND309T
ダイレクトマウント式空気ばね台車
ND309・ND309T[注釈 5]
ボルスタレス台車
ND711・ND711T[注釈 6]
ボルスタレス台車
ND728・ND728T(円錐積層ゴムばね)
ND746・ND746T(軸梁式)
駆動方式吊り掛け駆動中空軸平行カルダン駆動WN駆動
歯車比4.38[注釈 3]5.317.07
力行制御2S2P永久直並列抵抗制御
弱め界磁制御
抵抗制御
直並列組合せ制御
弱め界磁制御
VVVFインバータ制御
制御装置-東洋電機製造
ACDF-M4120-777B
三菱電機
MAP-124-75V187[注釈 7]
制動方式発電制動併用
中継弁付自動空気制動 AMAR-D[注釈 8]
発電制動併用
電気指令式空気制動 HRD-1D
T車遅れ込め制御
回生制動・発電制動併用
電気指令式空気制動 HRDA-1
T車優先遅れ込め制御
備考データはモハ51・クハ61