前回、東急車輌から出場、そのまま久里浜工場へ回送されて終わりましたので、今回はその続きです。

久里浜工場で約2週間程度の構内試運転を経て、いよいよ本線試運転となります。

試運転の行程は車両によって様々ですが、全くの新形式で第1編成が一番最初に試運転をするときに
三浦海岸-三崎口間で公式写真を撮影することが多いので、
まず久里浜工場から久里浜線を南下し、三崎口まで向かう事が通例となっています。

久里浜工場の試験線で「試運転」と方向幕が表示されてパンタグラフが上がっていれば、本線試運転に出る日が近いと考えられます。
だいたい朝ラッシュが終わる前後に出庫する傾向なので、8時から9時ぐらいに三浦海岸-三崎口間で出張っていれば遭遇できるかもしれません(^^;) 知らんけどw
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さて、三浦海岸-三崎口間の跨線橋で待ち構えていると、やって来ました。
まだ新製間もないので赤と白がピカピカです。床下もグレーで汚れも無し。
この状態は、この時でないと見られないので、試運転ならでは・・・です。
京急では「99 試運転」の列番が定番となっていて、「99」というのが鉄道では臨時感があってワクワクしますよね(^_-)

っと、写真では判りにくいですが、ちょうどこの区間で非常制動試験が行われていて、目の前で停止しました。
試運転ならでは、という臨場感が目の前に。

その後、起動し、そのときに起動音がドレミファ~♪と歌い始めたのは良いのですが、
この新1000形はその後の変調音が2回ほど変わり、2100形より昔のVVVFっぽくなっていたのが聞こえました。

【参考動画】東洋IGBT(京成3000)→ シーメンスGTO(1025~編成)→ 三菱Sic(都営5500) 

新1000形も2100形と同じ音がするのかと思っていたのですが、一昔前の音に戻って、VVVFらしいっちゃあ、らしいけど( ̄▽ ̄;)
音が頻繁に変わるので、やかましい!やつになってます。
ある意味「何故そこを変えた?」という印象でした。
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振り返って、1枚。屋根上もパンタグラフも汚れがなくピカピカです。
ちょうど方向幕を変えている最中でした。
試運転なので方向幕を変える必要は無いのですが、前述のとおり公式撮影を行うので営業用の行き先に変えるのでしょう。

公式撮影は三崎口駅手前の線路内で行っているので、三崎口駅のホーム端からでもその光景は見られますが、
やはり公式写真でないと「あのアングル」は捉えることが出来ません。

「あのアングル」とは・・・線路際こら見上げてカーブを描いている編成写真のようなカットです。
よく、京急のHPにも載ってます。
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↑京急のHPより拝借w

こんな感じです。試運転で来て、ここで停まって「快特 品川」行きにしています。
京急の広報辺りの人が線路に降りて撮影しているんですよね。こりゃ普通のヒトは撮れません。。。
ちょうど複線のスペースに単線しかレールが敷いてないので、見上げて引きで撮れて他の列車が居ませんから、都合が良いのでしょう。
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さて、公式写真を撮っている間も、このまま返しを待っていると、あれれ?快特 品川行きで折り返し試運転列車がやって来ました。
方向幕を戻すの忘れたのかもw
公式写真を撮って、そのままの状態です。
これもまたご愛敬ですかね(^^;)
ちなみに、今ココのタイミングで恐縮ですが現在の1001~編成は機器更新によりVVVFはシーメンスGTOから三菱電機フルSiC-MOSFETへ載せ替え、
これによりドレミファインバータでは無くなってしまいました。
行き先方向幕もLED表示器に変えられています。

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撮影後、こちらは三浦海岸へ急いで戻ります。
このときは三浦海岸の引き上げ線にも入って時間調整していましたので追い付きましたw
その横を先輩の2100形が通り過ぎて行きます。
日中、三浦海岸の引き上げ線に車両が入るなんて、あまり見ない光景です。これも臨時スジならでは。
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続いては・・・久里浜線から堀ノ内へ。文庫方面へ行くのかと思ったら折り返して浦賀へ向かいます。馬堀海岸にて。
何故か浦賀にも試運転で行く事が多いです。逗子線には試運転で行かないことが多いですが。。。

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そして、浦賀から金沢文庫の車庫に入庫。
色々調整をしているのでしょうが、昼前ぐらいになって再び出庫し品川へ向かいます。
六郷土手にて。
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品川は3番線へ入ります。
試運転の時は、だいたい3番線で長時間休んで乗客に新車をアピールしていることが多いですw
この時も知ってか知らずか、同業者多数でした(^^;)
ここでも2100形と並びます。新1000形は1両目のドアを手動で開けていました。
車内を覗けるよう仕込んでいたのかも(^^;)

このあと、文庫か久里工へ戻って入庫、何日か日中で同様の試運転を行い、
1~2週間後に新町~川崎間で夜間の高速試運転を経て営業運転開始となるようです。
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2100形より採用されたワイパーカバー。形式の切り抜きスリット形状となっています。
最初、塗装なのかと思ったら、穴が空いていて数字を抜いているのだとは判りませんでした。

ただ、ステンレスの新1000形以降はステッカーになってしまいましたが。。。

今や・・・
アルミ車
4両編成12本(48両)、8両編成9本(72両)
ステンレス車
4両編成14本(56両)、6両編成16本(96両)、8両編成18本(144両)
合計416両もの同一形式となっていますが、その形状はまったく同一形式と呼ぶのに違和感があるものになっています(´д`)

さらに更新や機器交換などで車両性能やMT比率も異なるなど、異形式と区別しても良いほどです。
テツ的にはその方が興味がわくのかもしれません(´。`)
ブログの良いネタにはなりますが、追い続けると奥が深すぎて細かすぎて伝わらないかもw
細かく分類すると模型より大変です。車内の配置も編成ごとに変わってたりしてます。
出てくる度に姿かたちが違って、それでも同一形式と言い張るんだから困ったモンです。
しかも、その区切りが普通に続番だから、番台区分が難しい( ̄^ ̄)

仕様を変える度に形式を変えてたら、1000を遥かに越えてしまうかもしれないですが、それでいて4連は1400~1800~、6連は1300~1600~などと区切っているのである程度は区別できます。

しかし、よくよく見ると番号の付け方が苦しくなって来てませんかねぇ?( ̄▽ ̄;)
もうそろそろ新形式にして顔も一新して欲しいところで、ひとまず終わりと致します。

以上、新1000形 登場でした!

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