JR北海道の特急列車(キハ183系列は除く)は前面が特徴的なデザインをしており、
乗った方はお判りですが貫通路に小さな窓が付いています。
貫通路の上にある窓が運転台で、運転士はここから運転しています。
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以前はこの扉の窓まで行けてここから前方が見られるようになっていました。
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現在は鉄道係員のみが保守点検などで添乗する際に目視する目的で使用していて
乗客としてこの付近に立ち入ることは出来ません。

以前は・・・というのは、2010年1月に函館本線・ 妹背牛〜深川間の踏切で
当時の特急「スーパーカムイ」(789系1000番台)がダンプカーと衝突し前面が大破するという事故発生しました。
この際、運転台は車体上部にあるので乗務員が死亡するような事故にはなりませんでしたが
この窓付近の通路は大破し、もしここに乗客が居たら死亡は免れなかったとも言われていました。

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これを受けて、JR北海道は同様の車両で運転している特急列車全ての前面貫通路を立ち入り禁止の処置としたのが事の発端です。
この事故より以前に前面の貫通路で撮影していた画像がありましたので、ご紹介します。

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青森と函館を結ぶ、主に「スーパー白鳥」などで使用されていた789系0番台。
JR北海道のコーポレートカラーでもある萌黄色(ライトグリーン)を前面色に採用され、道内のディーゼル特急である青系と一線を画していました。
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青森と函館という事で、青函トンネルを通るのですが、53km以上もある、あの長大トンネルを前面から見られるので密かに人気があり、特等席と化していました(客室ではなく貫通路なので席はありませんw)
ですので、指定席が取れなかったら、ここにずっと居ても飽きることは有りませんでした(^^;)
画像でお判りかと思いますが、窓にワイパーが付いていて(手動です)雪や雨などが窓に付いたら拭き取ることが出来ます。
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ちなみに、キハ281系の初期車は貫通路の窓が小さく、ワイパーも付いていません。
ま、今となっては乗客がここまで入れないのでどっちでも良いですけど(´д`)
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やはり、789系の本領発揮は青函トンネル手前の新線区間。
もうお判りの方も居るかと思いますが、現在では「北海道新幹線」の区間ですので、このような前面展望は出来ません。
唯一の可能性としては「トランスイート四季島」で先頭車から見ることは出来ますが、運転台越しに見ることになるので、
このように窓に張り付いて写真を撮ることは不可能です。
画像は現在ではホームは存在しない知内信号所付近を走行中。
現:湯の里知内信号場(ゆのさとしりうちしんごうじょう)

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さて、いよいよ青函トンネルへ進入する直前付近の前面展望。
前面窓は発車前にワイパーで拭いたのですが、いかんせんワイパーゴムが窓に完全に密着してなかったのでクリアーに見えません(@_@)
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さて、吉岡海底駅付近の光景です。青函トンネル内では「スーパー白鳥」140km/h運転を実施していたので、
列車先頭から、なかなかの速さを体感できます。
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若干のカーブで吉岡海底駅を通過!
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そして、青函トンネルの最深部付近。ここは青と緑のイルミネーション?が点灯していました。
写真で見るとファンタジックの世界、的なw
おや?前方から対向列車の前照灯が見えます。
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貨物列車が通過。この頃はEH500でしたが、ハイビームで良く判りません(@_@)

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さて、所変わってこちらは札幌。
稚内行き特急「スーパー宗谷」キハ261系です。
こちらも、前面展望する事が出来ました。
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この小さな窓から見ることが可能。
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ま、宗谷本線は普通列車であればキハ54-500の運転士横の貫通路から現在でも見ることは出来ますね(^^;)

関連動画はコチラ(^^;)
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夜間に窓にカメラを貼り付けて撮ると、こんな感じに仕上がります。

なかなかの景色を楽しむことが出来て良かったのですが・・・。
特に青函トンネル区間は、もう見られないも同然ですので、残念です。

以上、JR北海道 前面展望でした。