東海道新幹線もまた世代交代の波が訪れようとしています。
300系新幹線が引退したのが2012年3月16日。
あれから、約8年後の2020年3月8日に700系新幹線が東海道新幹線から姿を消すということになります。

700系新幹線の運用開始が1999年3月13日でしたので、約21年のあいだ東海道新幹線で活躍したことになるようです。
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この独特な顔つき。「カモノハシ」のくちばしのような形状をしています。
エアロストリームという形状となりましたが、見る角度によって印象が大きく異なるのも特徴です。
最高運転速度が東海道新幹線では270 km/h、山陽新幹線では285 km/hで運転していますが、
現在のN700系の最高速度と加速度では700系の存在が速達ダイヤ設定に「足かせ」となってしまっているという現状で、
0系→100系→300系→500系と、その時代の最高峰として君臨していた車両に、ついに700系も加わることになります。

今回は、その700系新幹線の各場面をご紹介します。
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今までの新幹線の中でも、先頭形状が鋭角な形状ではなく、曲線を描きながら車体下部へ膨らんでいくので印象が柔らかい感じを受けます。
なので・・・先代の500系などに比べると格好いい!という印象は薄いかもしれません(^^;)
しかも、最高速度を300km/hとしなかった点も500系と比べると汎用性が高く特別感が薄い「格下」のイメージが残ります。
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しかし、横から見ると思ったより尖った形状。上手いこと仕上げているんですね、700系新幹線は(^^;)
画像はJR西日本編成であるB編成。2019年3月改正により現在ではB編成は東海道新幹線まで来なくなりました。
B編成と富士山を見ることは出来ません。。。
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個人的には、登場当時から特段の印象は有りませんでしたが(^^;)、N700系が登場してからの「都落ち感」が凄く増した感じがします(´。`)
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東海道新幹線は白い車体に青い帯のカラーリング。
形式が変わってもそれは開業から変わらず引き継がれています。
防音壁が低い東海道新幹線でも床下まで見えて菜の花と絡めて収めるのは、案外と難しかったりします( ̄∇ ̄;)
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雪の東海道新幹線もまた、なかなか出会うことが難しい。
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なぜかB編成と良く出会いました(^^;)全検明けで屋根までピカピカ♪
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これもB編成でした。小田原にて。
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東京駅にはバックミラーがあります(^^;)
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AMBITIOUS JAPAN!の装飾がなされた700系。新幹線品川駅開業に伴い展開したキャンペーンで、現在も車内チャイム「AMBITIOUS JAPAN!」は流れ続けています。
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700系とは判りにくいですが・・・(事前に業務中の差し支えない時にお声がけして撮影して宜しいか確認したのちに撮らせて頂きました)
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おや・・・またB編成。
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同じ700系でも、この方はまだ残ります。
が、営業用車両が引退するということで、明確では無いですがこちらもカウントダウンが始まるでしょう。
撮影はお早めに(´д`)
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こちらのお方は、500系新幹線が引退してからでしょうか。。。
独特な形状を活かした?独特なカラーリングになってます。
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さて、ラストランの指定券は瞬殺でしょうねぇ。1ヶ月前には取れないですかねぇ・・・(@_@)
と予防線を張っておきます。
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700系新幹線、東海道新幹線での運用お疲れさまでした!