今回は2008年3月に運転された、「ゆとり」さよなら運転の撮影記です。
この車両は「サロンエクスプレス東京」として1983年に14系客車を改造して登場し、のちに「ゆう」と同様にお座敷仕様に変更になった時に編成の愛称名も変わり「ゆとり」と名付けられ廃車までに至ります。この車両が当時のジョイフルトレインのパイオニア的存在と言えるでしょう。
ちょうど、国鉄東京南鉄道管理局品川運転所に配置されたため、関東地域では東京を中心に東海道線系統で運転される事が多く、ohanefu的にも「サロン東京」時代からよく撮影していた事が思い出されます。

そして、この「ゆとり」も遂にさよなら運転・・・という事で、3月8日の品川~熱海間で「さよならゆとり踊り子号」として運転する列車を狙います。
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まずは、東戸塚辺りのストレートに行ってみました。で、ここで気が付きました。
なんと、同業者が居ません。近くには他に居るんですが。。。
ちょっと聞いてみると、貨物線経由だそうな(;゚Д゚)

その前に、ちょうど、「リゾート踊り子」が来ましたので賞味。今では「THE ROYAL EXPSRESS」として運転していますが、原型とはかけ離れた魔改造ぶりですねぇ(^^;)
しかし「ゆとり」。うーん、ここは通らないのね・・・。決められた事だからね。それじゃ移動します。
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次に訪れたのは、大船-戸塚間の住友電工付近。
さて、どうすっか。。。と。貨物線のアングルは悩みます。
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実は先客が。。。しかも結構タイトな状況。ヤめます。
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少し戻って、こちらで。
貨物線なので練習電もあまり来ず、次は「ゆとり」になります。うぅ~ん、
これだから「ゆとり」は・・・(´・ω・`)
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来ました!「ゆとり」!EF65 1100と虹釜1118とのPPで挟まれた「ゆとり」
やっぱり前後で守って、最後まで面倒見てないと、動けない子ですから。。。(●´ω`●)
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引っ張って、もう1枚。PPを隠しますw
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「ゆとり」の中で。展望ラウンジは「サロン東京」時代から変わっていません。
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最後尾の虹釜。窓が大きいので丸見えですねぇ。。。
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追って1枚。おっと!上り貨物と被るところでした。
って、上りはニーナじゃないっすか!しかも全くノーマークな感じで撮ってます。
この時はニーナなんて、、、という扱いだったんでしょうw
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さて、「ゆとり」の返しも狙いますが、この日はその間に甲種回送があったので、跨線橋から狙います。
こちらはEF66 10牽引の西武30000系スマイルトレイン。
こちらも、なんだ、、、ロクロクかぁ。。。っていう扱いだった記憶が(^-^;
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JR貨物色のロクロクも懐かしいですねぇ。
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さて、返しは大船-藤沢間の武田薬品辺りで。どうやら、この辺りに新駅が出来るとか出来ないとか。
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返しは虹釜が先頭で。もう日が暮れて暗めですが、この頃のネタ釜と言えば直流機は虹釜ぐらいしか居ませんでしたからねぇ。
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とにかく窓が大きかった「サロンエクスプレス東京」-「ゆとり」。このデザインが1983年から有ったというから凄いですね。
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追って1枚。当然ながらグリーン車扱い。しかも、「サロン東京」時代から特急運用に充当されることが多く、特急グリーン料金をしっかりと取るのは国鉄時代からの名残でしょうか(^_^;
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かくして、「ゆとり」はひとつの時代を担っていきました。

「ゆとり」のあとは「さとり世代」と言うのもあるようで・・・。
さすがに「さとり」というジョイフルトレインは存在しません(´д`)

そんな「ゆとり」を大船界隈を右往左往していたとき、たむさんは翌日に東戸塚の反対側でサクッと賞味( ̄▽ ̄)
前後の釜が入れ替わってる~?!っていう展開でした~(^-^)/
お疲れ様でした~♪

以上、じょいふる その5でした。