今回も引き続き、バルブ撮影のお話。
よくよく考えてみると蒸気機関車のバルブ撮影ってのは、なかなか効果が絶大なんだなぁ~と思った次第。
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やはり煙の表現が写してみないと判らないというのも面白さのひとつかと。
ただ暗くてシャッター速度を遅くせざるを得ない・・・という理由だけで、デジタルになった今の時代にバルブ撮影するのは無いかもしれません。
特別な理由が無い限り何秒もシャッターを開けて撮るという手法は鉄道に関しては今後衰退していくのでしょうか。。。
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これは客車に乗って窓際にカメラを固定して発車したときに数秒シャッターを開けた撮影。
なかなか想像の斜め上をいきましたよ(^_-)
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前回は車庫だったので、煙が上に昇っても広がりはそれほど・・・ですが、非電化の本線上では盛大に広がります。しかし実際の目には上の方まで煙が見える感じにはなりません。
写してみたら、写ってた・・・みたいな(^^;)
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人の動きもご覧の通り。
炭水車の中にある石炭を整備する作業員の動きも印象的に。
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やはり車庫内でのカットがバルブに適していたのかな、と。
蒸気が優しい感じに包み込みます。

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ちなみに、この当時は新津運輸区で事務所へ伺い、当務助役さんに許可を得て撮影が出来ましたが、今では出来ないと思います。
外の側道からなら撮れるかもしれませんが、このような庫内に入っての撮影はアングルは無理です。
前回の会津若松での転車台なども現在では撮影不可です。悪しからず。。。
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車庫内でなくても、線路脇でバルブも出来ます。
今の時代、ホームで三脚を立てることも禁止されている駅も多くなっているので、
逆に駅間でバルブするのもアリかと。
ただ、その場合、速度が速すぎると軌跡だけになってしまいますので、発車して程よい低加速度のSL列車がこれまたマッチします。
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こんな感じで駅から発車する時にバルブ。どこでシャッターを開けてどこで閉じるか、それを楽しむのもよろしいかと。
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赤いテールランプが効果的です。ここから、ここまでバルブした・・・と(^^;)
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さて、これ以降は鉄道写真ではありませんが、デジタルでのバルブ撮影。良く写りますねぇ。
しかも発色も適正かつ鮮やか。デジタルの場合、画像にノイズが入ることがありますが、そのあたりは専門分野でご紹介しているサイトがありますので、そちらでどうぞ(^^;)


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これは派手にシャッター開けました。ご覧の通り、この時は光が多くてバルブ撮影しなくても撮れる環境にありました。
しかしここを敢えて絞りを開放ではなく f9 シャッター30秒 感度ISO100としました。
シャッター速度を長時間開けることにより、波の動きや波に映る光のブレが表現出来ました。
この時、ちょうど満月で、太陽の光のような明るさでした。
このように多少の明るさがある場合には露出を選べるバルブ撮影が出来て、動かないものでも表現に変化を与えることができそうです。
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やはりバルブ撮影は楽しい!デジタルではノイズ低減処理に時間がかかってしまいますが実際の見た目では表現出来ないモノが得られるので、お時間が有るときにのんびりやってみるのは如何でしょうか(^_-)

以上、バルブの魅力 その2でした!