時は2009年7月。もう、今から10年以上前のお話(^^;)
寝台特急「北陸」に乗って北陸地方を訪れたときに、金沢や富山などを色々と廻って最終目的地は黒部峡谷鉄道の終点、欅平にある温泉へ。
なので、既に記事がある寝台特急「北陸」で金沢・富山へ到着するまでは飛ばします。
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黒部峡谷鉄道に乗るには現在では北陸新幹線の黒部宇奈月温泉駅で下車、富山地鉄「新黒部」駅に乗り換えて宇奈月温泉から黒部峡谷鉄道に乗ることが出来ますが、
10年前は北陸新幹線は開業していませんでしたので、この時は富山から富山地鉄で宇奈月温泉へ向かいました。
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以前に、黒部峡谷鉄道の記事もスナップ的に数枚の画像をご紹介していますが、今回は更に掘り下げたモノになります。
しかし富山地鉄、強気です。乗車券は電鉄富山から宇奈月温泉まで1790円なり。現在は1840円のようです。特急券は安いんですけどねぇ。。。
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この画像は以前にご紹介していますが、再掲。
この車両は元西武鉄道の「レッドアロー」。有名ですよね。現在でも走っています。
これに乗って宇奈月温泉まで行きます。
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途中、上市という駅でスイッチバック。行き止まり構造の線形で方向が変わります。
_0012447さらに、ちょいちょい交換待ち。単線で仕方ないのですが、特急なので優先して行くのかと思ったけど、普通列車が後から来たり、列車の運行形態は普通列車と余り変わらず。
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さて、宇奈月温泉に到着。少し歩くと黒部峡谷鉄道の駅が見えてきます。黒部峡谷鉄道は「宇奈月」という駅名です。
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黒部峡谷鉄道がここから始まるという立派な佇まい。
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改札口には終点欅平の温度と天気が掲示されていました。これから山に登るという気分になります。
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改札から事前に予約した乗車券を見せて、いよいよホームへ。
うおっ、やはりトロッコサイズなので車体が小さい。でも機関車は貫禄十分!無骨な感じです。
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側線で機関車が入れ換えしていましたが、運転士が運転台からドアを開けたままハコ乗りでバック運転しちゃっている感覚がバイクを運転しているような感じでした(@_@)
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黒部峡谷鉄道は元々乗客を乗せるために開業した鉄道ではありませんので、貨車が豊富にあります。
しかしトロッコサイズなので、貨車も小さくて可愛いです(^^;)
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おお?!凸型の機関車も居ました。黒部峡谷鉄道の機関車はオレンジで統一されていますね。
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さて、いよいよ乗車!トロッコの車両は色々な種類があります。詳しくはこちらをご覧下さい。
今回は「2500形(リラックス客車)」に乗車。一番オーソドックスな車両はドアも無いタイプで屋根も心持たないので寒かったり雨だった時のことも考えて、このタイプに。
リラックスとは言っても、これが普通だと思います。
普通客車は、ほぼオープンですから春・秋や夏でも天気が急変したらカッパを着て乗らないと死ねます(@_@)
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後ろに貨車が連結されていました。客貨混合なのがトロッコ列車らしいですね。
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黒部峡谷鉄道の路線図。実は途中に何駅か存在しますが、乗客が降りられる駅は限られていて駅名を囲っているの下の部分がオレンジ色に塗ってある駅でしか乗降が出来ません。
その他の青色で表示されている駅は信号場やダム関係者専用の駅のようです。
ただし、あとで乗って判った事ですが、途中で交換待ちなので停車するときに車掌さんから一時的にホーム上のみ降り立つことが許される時だけ、ホームに降りるとことが出来ました。
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さて、宇奈月駅を出発!すぐに黒部川を渡る橋が現れます。山彦橋と言うのだそう。
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ちなみに、鉄道の橋は新山彦橋というそうです。それにしても、出発していきなりの高所!
その辺り苦手の人はオープン車両は止めた方が良いです(^^;)
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列車の編成はこんな感じ。前方はオープンな普通車両。今は良いですけど・・・(^^;)
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トンネル区間は異常に寒い!夏なのに天然冷房です。
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何かドイツのお城のような格好をした建物が。発電所のようです。

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柳橋駅。ここで上下列車の交換をします。ご覧の通り、ホームが無い場所があるので降りられません。

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振り返ってもう一枚。
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途中、行く先々でダムが見えます。ちなみに列車はずっと繋がっています。ご覧の急カーブで編成全体が判らないほどです(^^;)
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宇奈月を出て最初の乗降駅、黒薙駅です。
1駅来ただけで、この秘境感。
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そしてこの急カーブ。駅を出てすぐ鉄橋があります。結構有名なアングルです。機関車も重連でカコ良い(・∀・)
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皆さん写真を撮ってます。しかし前方の車両は側面がチェーン1つだけで、その下はダイナミックな崖が広がっていますよぉ(@_@)
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途中、乗降できない信号所で何度も交換。反対側からは旅客列車ではない回送列車が。
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どうやらゴミを運ぶコンテナのようです。山の環境保全のために観光客から出されたゴミの管理も大変そうです。
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後ろの車両にはダム関係者専用のトロッコが付いていました。このトロッコは更に貨車形態です。
やはり玄人が乗る車両です(´。`)
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一応、乗降できない信号所でも駅名板が設置されていました。
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小さいシキ?!「オシ」と言うらしい。
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さらに進むと、また発電所が。黒部川の電源開発に欠かせない施設のようです。良く見ると引き込み線が。
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う~ん、トライワイトゾーン(´д`)
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この広い構内が素敵です。
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何度も鉄橋を渡ります。
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天気も回復!夏の青空が見えてきました。黒部川も川幅が狭くなって急流になっています。
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鐘釣駅に到着。ここの駅構内はちょっと特殊な構造になっています。

動画冒頭では宇奈月駅を発車するディーゼル機関車DD25の走行シーン。
そして、後半で鐘釣駅での発車シーンをご紹介しています。
ただ、これだけでも判りにくかったので、SNSで見つけました(^^;)
↑こちらのツイートをクリックすると全体の流れが判るかと思います。

このようにして鐘釣駅での列車交換が行われています。
ツイートでも書かれていましたが、以前は長野電鉄の湯田中でも同様な運行形態が取られていました。
ただ、長電の場合は列車交換を目的としていた訳ではなくて、純粋に水平にホームに収めたいから・・・という理由ですけどね。
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実際に宇奈月行きの列車がやって来ました。ホーム途中のポイントでこの場合の定位、突っ込み線の側へ進入します。
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ちなみにこの駅から万年雪が見られるということで見ましたが、雪は泥が被さっていて、夏の季節はあまり良く判りませんでした。
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さて、鐘釣駅を出発すると次は終点の欅平。
その途中にトンネル区間を出たらすぐに鉄橋があり再びトンネルに入るのですが僅かに見えるトンネルの入口に扉が見えます。ウド谷橋という鉄橋です。
これは冬期間この鉄橋は解体されてトンネルの扉も閉められ、雪に備えるというもの。
この鉄橋を解体する理由は、ここに雪渓が出来て春先に雪崩が多く発生するため、鉄橋を撤去wするようです。(すんません(^^;)
しかし毎年運転を終了して鉄橋を外して再び建設するという鉄道も珍しいですが、山岳鉄道ならでは・・・です。
なので、ここの鉄橋は取り外せるようにガーター橋になっていて、簡単に取り外せるようになっているのでしょう。
こちらに取材された様子が載っていました。鉄橋を外すのも凄いけど、DDにロータリーヘッドを連結した除雪装置を取り付けている姿も凄い!
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鐘釣駅から小屋平駅で景色が広がります。やはり「平ら」というだけあって、僅かな高原があるようで、この土地を利用してダム関係の発電施設が点在しています。
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途中で分かれる引き込み線。関係者立ち入り禁止な感じ、ワクワクしちゃいますよねぇ(´д`)
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そして、欅平に到着・・・その手前で絶賛作業中の引き込み線。旅客営業もやってるけど、その裏では発電関係者用だというのも判る気がします。
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よーーーーーーく見て下さい。左の線路・・・何処に向かっているのでしょう。
これ、車両が通れるの?トロッコが落ちていく様を見てみたい気もしますが・・・(^^;)
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さて、欅平に到着!良い天気になりました。
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真下には発電所が。実は日本は水力発電所が多いんですよね。(太陽光発電は除きます)
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欅平の側線には留置編成が。この無骨なスタイルがたまりません(;´Д`)
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欅平のホーム端に来てみました。
ホームに据え付けた編成以外にも編成が2本入るように続行で運転できる線形になっています。
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最後尾の車掌車は尾灯があり、ブレーキ関係機器も備わっています。
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連結器はバッファ的な・・・油圧方式ですかね。カーブが急なので嚙み合わせが難しいのでしょう。
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こちらが欅平駅。オシャレな佇まい。ここから本格的に登山する方も居るので、この位置で大きな基地的な存在でしょうか。
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駅前広場で景色を眺めていたら、もう次の列車がやって来ました。こちらは単機。
観光シーズンは続行で列車を運転しているようです。
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さて、ここから本日の宿へ向かいます。
しかし、向かうと言っても、その場所は宿泊者以外は立ち入れない場所で、宿のクルマで迎えに来てもらいます。
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この橋を渡ると・・・
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景色は最高です。川の色も青く綺麗です。
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たどり着いた先には・・・
ここからは宿泊者以外は入れないようです。ちなみに、名剣温泉に宿泊する訳ではありません。
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その網が張ってある場所から先を見ると・・・。うおっ!こりゃヤバい感じ(@_@)
宿には連絡したのですが。。。早く迎えに来て~・・・。
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ん?何か様子がおかしいクルマが来ました。
宿のクルマかなぁ・・・。さきの名剣温泉のクルマ?のようです。しかしこのクルマ、ナンバー付いていません。

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この橋を振り返ると、こんな感じ。山の中腹に建っているのが欅平駅。
橋のたもとに他の登山客もいますが、ここに入れるのは宿泊者と登山申請をした人だけのようです。
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さぁ、やって来ました!宿の送迎のクルマです。このクルマもナンバーが付いてない。大丈夫かな?
まぁビックホーン(懐かしい(^^;)だから大丈夫か・・・(何がw)

さぁ、宿へ向かいます。

っと、今回はここまで。いやぁ引っ張りますねぇ。
次回は、いよいよ宿のご紹介。凄いっすよ。マジで。
お楽しみに~♪