今までは客車によるお召し列車のご紹介でしたが、今回は「電車」によるお召し列車のご紹介です。
と言っても、183系や185系にクロ157系組み込みのモノではなく、現行形のE655系の撮影記です。

2008年(平成20年)11月12日  通常のE655系5両に特別車両(TR車)を連結した6両で常磐線上野駅 - 土浦駅間をE655系のお召し列車として初めて運転され、当時は客車から電車へ変わったという時代の流れに困惑を隠せませんでした(^^;)
天皇・皇后両陛下とスペイン国王フアン・カルロス1世・ソフィア夫妻が乗車し、復路はつくば駅からつくばエクスプレスの専用電車にご乗車され、南千住までご乗車されました。

ということでE655系の「初お召し」となる日の常磐線沿線へ・・・。
実は常磐線も線路際から撮るとなると場所も良くわからない状況でしたが、
とりあえず取手-藤代間の直線へ。

その当時は無かった跨線橋が現在は有るみたいなので、跨線橋から見える地上付近の「辺り」ということでご了承下さいm(_ _)m

この日も、お召し列車撮影に付きものの、現地前日入りは余りしない(したくない(^^;)ので、早朝に常磐道のヒトに。
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実際、現着すると、この様相。まだ8時にもなっていないのですが。
そりゃそうですよね、E655系の初めてのお召し列車撮影ですから。
あまり知られていないかもしれませんが実は毎回何処でもこんな感じです。
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しかし前回の陸西もそうですが横並びなら前に立たれることは有りませんから、ある意味、安心です(^^;)
後ろや前に屈むなどの環境ですと、本番直前に突然、前に出られるor立ち上がるなどの惨事になりますのでこの様な場所を事前に確保しておくことが大事です。

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実は振り向くと後ろもこんな感じ。
もう動けません(゚Д゚≡゚д゚)
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常磐線ですから、列車もそれなりに来ます。「練習電」と呼ばれる事が多い、事前に来る列車で様々な設定を確認しておきます(^^;)
この時はまだ、フレッシュな電車もありましたが、今も色を変えて羽越本線などで活躍中。
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さて、例のごとく上空ヘリと共にやって来ます。
今回はスペイン国王のご乗車なので、初お召しは日の丸とスペインのクロスです。
にしても、E655の艶が凄い!反射しまくりです。ビニールラッピングでもしてるんじゃないか?!と思うほどの光沢感を持って高速で疾走していきます。

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随行記者や関係者の驚きの表情もお互いに撮影w

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この時は国旗の四隅を糸で張っていないため、国旗が靡いております(現在では国旗に細工がしてあって風で乱れる事の無いようにしてあります)
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E655系の御料車です。1号編成に比べると窓が格段に大きい。
防弾ガラスなどの技術が向上したのでしょうね。
今回も自分側には皇后陛下のお姿が。スペイン国王とご歓談中のようです。

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後ろはどうなっているのかと言うと、特段何も装飾はありません。
ただし、通常はむき出しの連結器に一体型カバーが装着されている所がお召し機関車とは違うところ。


ところ変わって、こちら内房線。
2010年(平成22年)9月26、27日、天皇皇后両陛下が千葉国体ご臨席後の地方行幸の際に、
総武本線・外房線の蘇我-茂原間、茂原-勝浦間、27日が内房線・館山-東京間と運行された。
冒頭で運行されたスペインお召し以来2回目で、往路の26日は快晴であったようですが、自分は仕事の都合で復路27日の内房線での撮影のみ現着でした。

復路はあいにく雨天候。お召し列車が運転される時は概ね晴れが多いとされる「ロイヤルウェザー」とも呼ばれていますが、今回ばかりは仕方ないです。
撮影場所はやはり定番の上総湊へ。


お召し列車撮影のときは定番がお勧め。それは無難に撮れるからに過ぎません。
特に単独で線路際にて待っていると、直前でだいたい警備の警察官に線路から離れるよう指示を受けます。
そこから撮影アングルを再度決めている時間はなく、移動も出来ないので結局は定番に落ち着きます。
今回は天気も悪いので、思いっきり顔だけ縦流し!と決めていました(^^;)

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普通に撮るとこんな感じ。
しかしご覧の通り露出はありません。この練習電でもブレてたりします。

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さて、本番です。
今回は天皇皇后両陛下のみのご乗車で、来賓は居ないお召し列車なので、E655系で初の両方日の丸国旗を掲げての運転。
国旗を良く見ると右下に黒い糸が張られていて、これにより旗が乱れずに掲出できるようになっていました。これは嬉しい配慮です。

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そして今回も皇后美智子様。どうやら皇后様にご縁があるようです(^^;)
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こちらをご覧になっております(^^;)
鮮やかな青系のドレスをお召しになって、お召し列車に華を添えます。
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手を振って見送っていると、お応えしてくださいましたm(_ _)m
窓も大きいので御料車の車内構造も見えます。やはり・・・というか、和風調ですね。

この時の動画はコチラ(^_-)

さて、本当はこれで終わりとする予定でしたが、館山道のヒトになってアクアライン経由で京葉線へ向かうとお召し列車より先行出来そうなので、潮見駅で撮れるかチャレンジです。
前述の通り、線路に近い駅のホーム端では撮りたく有りませんが、もしかしたらホーム端ではなくて中間で入場してお召し列車撮影が出来るかも・・・と考えたのです。

列車は内房線・京葉線経由で来るのでアクアライン経由で一度、川崎側へ出て走ると早く潮見へ到着出来そうです。
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そして、何とかホーム端へ。
やはり警備が凄いので先端まで近づけませんでしたが、何人か撮影者が居たので、その後ろから。
通勤電車の区間では他の列車も運行しているので、駅ホームを封鎖することは困難と判断。
潮見の場合、島式ホームが1つなので反対列車に乗車する客も居て普通に入場出来ました。
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宵闇迫る「お召し列車」なかなか表現が難しいかと思いますが、日の丸国旗とE655の艶が良い感じ。
良く見ると運転士の指差確認の様子が伺えます。
まさかの「お召し列車2回撮影」は最初から狙っていませんでしたが、経路によっては可能ということで・・・(^^;)

以上、お召し列車を撮る その3でした。