前回の只見線に続き、この頃は”雪”列車にハマっていたようで、今回もそんなお話です。
今回は”雪”列車ですけど、さらにランクが上の”特”雪と呼ばれる列車を果敢に撮影していたものをご紹介します。
只見線の雪レと同様に今回も会社の先輩からお誘いを受けて現地に向かいますが、今回は新幹線で。
そこは豪雪の越後湯沢でしたがこの日は珍しく雪晴れ。まぁそれも良い景色になるという事で、まずは六日町にそれは居るという情報で、そこで見たものは・・・

081-008
本線上のDD14・・・しかも重連です。よく雪以外の季節に車庫で寝ている姿は何度か見たことありますが
今日は六日町の中線でガラガラと音を立てて停まっておりました。エンジンに火が入っていると見た目も違いますね。
手前のスモークに見えるものはホーム路面に融雪パイプが埋め込まれていて水が噴水しているからです。
さすが雪国のホームです(@_@)
081-010
ちょっと寄ってみます。本体(というのか?)は実は顔がのっぺらぼうで細長い印象。
そこから伸びるロータリーヘッドへ繋ぐアーム?が物凄く長く伸びてます。
081-011
そして反対側の連結面。。。実は片側しか運転台が無いので、双方が背中合わせに編成を組まないと前後に走行し難い構造になってました。
081-014
おぉ。よく雑誌とかで見たことありましたけど、本物を見ると普通の電車とは違う威圧感があります。
今は口が閉じてますけど、口を開けた時、こりゃヤベー奴になりそうです(´д`)
081-012
只見線で見たDD15とは違う押し出し感。やはりそれはラッセルとロータリーとの違いでしょうかね。
その違いとは?という部分では、それは各自でwikiって下さい(^_-)
簡単に言うと・・・
ラッセルは線路上の雪をそのまま押し出して進むタイプ。
ロータリーは雪を一旦かき集めてから投げ飛ばして排除するタイプ
っと、そんな感じです。異論は受け付けませんっ(`・ω・´)

そしてDD14という奴は後者となります。テツ的にはこちらの方が運転回数も少なくて貴重とされるので人気が集まるようです(^^;)
ラッセル列車は「雪列車」と呼ばれて、このロータリー式の排雪列車は「特雪」と呼ばれます。
特別な・・・では無くて「特殊」排雪列車という意味だそうです。
0002322

さらに、ラッセルは雪が降っている時に走る事が多いですがロータリー式の排雪列車は晴れている時にやる事が多い傾向で雪晴れのシーンが狙えるのもロータリー式の排雪列車。
線路際に高く積もった雪を崩しながら掻き集めて側道へ投げ飛ばすスタイルなので天気が悪く雪が降り積もるのが続いている時には余りやらないのだそう。
そうして効率的にラッセルとロータリーの使い分けもしているようです。

しまった!トクユキだ!DD14だ!重連だ!
こっちでもカメラ用意しておけば良かった!

名言ですねぇ(*´ -`)(´- `*)
しかし、↑の時は天気が悪そうですねぇ(知っているヒト限定(^^;)

この日の「トクユキ」は六日町から上越線を越後中里まで南下する行程だったようなので、ひとまず石打方面へ移動します。
081-006
その前に六日町からすぐの直線で雪晴れの「トクユキ」DD14が背中合わせで編成を組んでいる「背合重連」と呼ばれる姿でシルエットを賞味(^_-)

さて、次はいよいよ接近戦です!
いいか!被写体をファインダーからはずすなよ!( ̄▽ ̄;)
081-016
DD14「トクユキ」はラッセルの時より遅く、5km/h~15km/h程度で雪を掻き集め投雪するので、なかなか来ません。
その分、ゆっくりと観察出来るのでシャッター回数も増えます(´。`)
081-018
ロータリーヘッドに付いてるウイングをパカッと開いて雪壁を壊しながら線路内に雪を落とし、そのまま雪を吸い込んで左右の投雪ヘッドから投げ捨てる寸法です。

081-021
少しづつ雪を掻き込んで投げていくので、迫力が凄いです。
081-029
この時はすぐ横に民家があって雪を高く飛ばせないので真横に投げつけている感じでした。左右に投雪できる口にはカバーが付いていて、それが可変することによって雪を投げる角度を変えられる仕組みになっています。
081-030
振り返って、もう1枚。ちなみに、なぜ重連かと言うと、先頭のDD14のエンジンはロータリーヘッド関連を駆動させるためだけに動いていて、後ろのDD14が走行用としてのエンジンを動かしているため、2両セットでないと雪をかきながら進むことが出来ません。
後ろの機関車が走行用にエンジンを回すので前の機関車を推進する形であれば同型のDD14で無くても良く、DE10の時もあります。
エンジンから出る放熱で陽炎が凄いです。

さて、いきなりの大迫力を見せつけられた訳ですが、まだまだ行きます。
進む速度が遅いので、歩いて行ってもすぐ追いつきます。
041-002
跨線橋の上から。ロータリーヘッドの真ん中に丸い鏡が付いていて、そこで雪を掻き込んでいる様子が判るようバックミラーのような役割をしています。
それにしても雪が投げ付けられている圧力が凄いです(@_@)
041-006
さらに進みます。この辺は雪を高く上げずに、敢えて下を向けて排雪しているようです。
041-007
石打丸山スキー場をバックに。雪晴れでスキーもトクユキも良い条件でやってます(^_-)
041-004
線路際の雪壁が段のように切り取られているのがお判りでしょうか。これがロータリーヘッドから伸びるウイングによって切り欠いて出来たもの。3段階程度に開く角度が変えられるみたいです。
単線で左右に障害物などが無かった時には「段切り」と呼ばれ3段以上も開いて最大で左右7mもの幅を一気に切り取って行けるようです。

さて、次は上越線を見下ろせる有名撮影地でスタンバイ。
041-009
「トクユキ」をやるときは作業時間が長いので、他の営業列車を運休にさせることもありますが、この頃の上越線・越後湯沢-六日町間は金沢へ向かう「はくたか」が走っているので、その合間を縫って作業する事になっていました。
特急の走る間にトクユキが走るのも上越線ならでは・・・です。
041-010
さて、やって来ました!特雪です。進んでいる後ろを見ると、切り取った雪壁が切り立っているのが判ります。
041-011
おっ!さっきより雪を高く投げて行きます。右が川になっているので、安全を確認して高く飛ばせる区間には、このように迫力ある投雪が見られます。
041-014
雪をドサドサと掻き入れてロータリーヘッドで掻き回し、そして投げているのが判ります。
041-016
さらに追います。というか俯瞰なら暫く休んでも良いぐらい撮り続けられます(@_@)
041-018
さらに角度を付けた投雪!
041-019
大迫力です。ラッセルも良いですけど、やはりこれを見たらトクユキの迫力には勝てません(´д`)
041-030
後打ちも大迫力!綺麗に遠方投雪していきます。
041-031
雪晴れに映えます。
041-033
後ろは関越自動車道。
このあと越後湯沢でバカ停があるので、その間に岩原方面へ先回り。
045-004
手前の雪壁も高く、床下が見えません。
045-006
こちら、上下線の線路間が空いている区間で引きも取れて安全かと思われる場所でしたが・・・
045-019
この時は向こう側へ投雪していたのですが、このあとこちら側に投げるということで、作業員の方が、「そっち投げるぞ!」と合図をしています。
045-025
おぉ!ガチでこっちに飛んで来た!しかし自分が居るポジションは若干通り過ぎているので大丈夫でした。
045-027
実は画像の斜め右後方に集まるテツ集団を直撃してますw
045-032
何故かというと、左側には民家があるので雪を投げられないんでしょうね。
045-035
テツ集団を大きくクリアするために高く遠く上げてます。が、そんなに勢いが無いのであの辺に居たヒトはモロに浴びているようです(^^;)

続いて岩原の大カーブへ。
042-001
順光でカーブが続く、このポイントも普段から有名です。この区間は上下線の線路間隔が広いのか、複線側もちょっとだけウィングが開いてますね。
042-003
おっ、ここでも高く飛ばしています。が、このまま行くとカーブの外側に居る我々に雪が飛んできます(@_@)
042-006
おおお。格好良いですけど、このあとどうするの?!さっきの二の舞か!?
042-012
来るぅ~・・・もう退散か?!
042-015
おぉ、ここで投雪終わり。ウィングも閉じられて回送状態に。
042-018
振り返ると、今度は逆サイドへ投雪を始めました。実はここのカーブの外側も民家が続いているので反対側に切り替えて投雪する算段になっていたようです。ホッ(´。`)
とりあえず民家側にへばり付いていれば大丈夫みたい。
042-020
後ろ姿も印象的です。
042-022
排煙と投雪の雪煙を残し走り去っていきます。

会社の先輩が、「最後に土手の真下に隠れて、見上げて近づいてみよう!」と言うので、付いていきます。
なんかそれってヤバいやつじゃね?!と思いましたが、まぁ何事も経験です(@_@)
042-024
うわー!やっぱり来ました。しかも投雪が下向いてる!ここは誰も居ないので威勢良く投雪してきます。雪を丸かぶりです>*0*<キャアアッ
042-026
サーフィンの波の中から撮るイメージだったそうです。なるほど・・・っていうか、そこまでの間、洗礼を浴びます。
042-028
いやぁ、リアルに「あ~る君」みたいになっちゃいましたよ・・・ムーンムーンΣ( ̄ロ ̄|||)

以上、上越線にザリガニ現る!でした。