2015年2月
北陸フリーきっぷで行く福井・富山の旅 その1

この時は寝台特急も「北斗星」と「カシオペア」しか無くなってしまって失意の頃でした。
そして2015年3月には北陸新幹線が金沢開業ということで、その前に北越急行経由の「はくたか」で北陸方面へ行ってきた時のお話。
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まずは、東京駅です。上越新幹線で越後湯沢まで行きます。
そこから上越線・北越急行経由・信越本線・北陸本線と経て金沢まで直通する「はくたか」に乗車します。
寝台特急「北陸」が有れば、それを利用したのですけど、もう有りませんのでフリーきっぷを使用するならば上記の経路で行くことになります。
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上越新幹線であっと言う間に越後湯沢w
東京から鉄道で金沢へ行くには、この頃はこのルートが標準だったので、平日でも結構な利用者がいました。東海道新幹線で米原、米原から「しらさぎ」で福井という手もありますが。
今は北陸新幹線で東京~金沢は2時間半程度ですが、この頃は最速でも4時間、しかも越後湯沢で乗り換え必要でした。
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「はくたか」と言えば、681系。北越急行線内では一部区間で160km/hを出す区間があり、JR在来線最速を誇っていました。
現在では京成スカイライナーが一部区間で160km/h運転をしています。

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ちなみに、160km/h運転の時は「はくたか」だけで、このときに青2つ進行現示の「高速進行」現示が出ます。
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実際の場面では、こんな感じ。もの凄かったんですよぉ(@_@)
ほくほく線美佐島駅などは、危ないのでホームに立ち入らないで・・・みたいな案内放送も流れていました。

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東京駅で買っておいた牛肉どまん中&牛タンどまん中
ハーフ&ハーフで食べられるのが嬉しい(*゚∀゚)っ

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直江津。「ノリホ」箱に本当に乗り報、乗車人員報告が入っていたのでパチリ♪
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駅弁を食べていたら、こちらもあっと言う間に金沢へ到着。
まだ国鉄とJRが入り交じる時代・・・今も続いていますね(^^;)

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金沢で途中下車。この鼓門は1ヶ月後に迫る新幹線開業を待っていました。

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再び改札へ。行き先の表示が各地へ飛んでいます。しかし、新幹線が開業すると真ん中の新潟・富山・越後湯沢は無くなります。

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485系「北越」が居ました。これも消滅・・・

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さて、金沢から521系で福井へ。この電車、意外と快適(^^;)
オール転換クロスシートなのでJR東の701系や721系より良いです。
ただ、2両編成なので混むのが難点。
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さて、福井駅前に降り立つと・・・いきなり居ました。福井鉄道。この頃は、ここが福井駅前の電停でした。
こぢんまりとした位置に、それでいて存在感はある乗り場でした。
この日は福井駅前のホテルにチェックイン。荷物を置いてカメラ1台で福井鉄道へ乗り鉄します。

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すると、いきなり来ました!お目当の200形。新カラー?の202編成でした。
実はこの車両に乗りたくて福井に来たのでした。

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実は連接車だったという事を、この瞬間に知りました(^^;)
この時代の連接車というと小田急のSE車ぐらいしか思い浮かびませんでした。

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ホームが路面電車対応で低床なので、この車両が来ると車体が高いので乗客は大変そう。。。
実際のシーンはこんな感じです。

福井鉄道 200形 福井駅前にて 乗降シーン

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ご覧の通り、ステップは収納式でパタンと降りてくるシステム
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車内はセミクロスシート。この座席配置はどこかで見たことがあります。
京急700形(初代)・・・のちの600形です。車両外観も似ているんですよねぇ。だから気になっていたのでした。
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運転台はこんな感じ。大型車両で2枚窓から見える路面の景色が違和感アリです。

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連接車なので、連結面が独特。

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福井駅前を発車すると、いきなり交差点で信号待ち。鉄道規格の大型車両なので、目線が高く手前のクルマが見えません。

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福井駅から武生方面へは、一旦田原町方面へ入り、市役所前で方向転換します。
初めて乗ると、乗り間違えたか!?と焦ります(゚Д゚≡゚д゚)エッ!?

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街中でこのスタイルのボックスシートに座って居ると、なんか微妙な違和感を覚えます。
中身が、まんま国鉄113・115系でしかも2つドア車ですから。
ただ、1ボックスのサイズが少し小さいので、4人1ボックスだとキツい印象です。

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この時は夕方前で空いていて、快適に鉄道区間に入っていたら、反対側から福鉄急行色の203号編成が!
これが本命でしたので、とりあえず運用に入っているのを確認し、このまま202号編成で越前武生まで行き、あとで203号編成を追うことにします。

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なかなか良い雰囲気の車両です。

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この202号編成は昭和35年製造のようです。この時点(2015年)で55年も経過しています。北陸のこの地で、頑張っていますね。
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途中の車庫には色んな車両が止まっていました。機関車も見えます。
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越前武生に到着。左は名鉄から来た車両です。岐阜市内線で使用されていた車両で、路面と鉄道線が混在する福井鉄道にも最適ですね。
202号編成と比べると車体の大きさが判ります。

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折り返して、再び中間の交換駅(駅名は失念(^^;)で下車。ここで203号編成と交換するはずです。_MG_4602 (2)
なかなかこの駅が良い感じでした。

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さぁ、203号編成に乗り込みます。ちなみに、フリーきっぷを使用しているので 乗り周り無問題ですよ(^^;)

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203号編成は車内表示に電光掲示板がありました。ドット絵でキャラクター表示しています(^^;)

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再び越前武生。今度は3列車そろい踏み。一番左に居るのは、「fukuram」の愛称で新形のLRT車両F1000形電車。

福井鉄道によると「FUKURAM」という愛称は、「FUKUI」(福井)と「TRAM」(トラム、路面電車の意)を組み合わせた造語であり、福井鉄道を中心に街が膨らむ、人々の生活や思い、夢が膨らむ、という意味を込めたもの。さらに日本語を想起させる語感であり親しみや愛着が湧きやすいとの考えから採用したという。

以上、wikiより抜粋
200形の置き換えも目的で福井鉄道のLRT整備計画によるものでした。
このFUKURAMが増えると、200形は廃車になります。

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「福鉄」のヘッドマークが取り付けられています。よく見ると車体に合わせ後退角が付けられ中央で折れているのが判ります。車体に直接塗装されている訳ではないのですね。模型ならステッカー処理でしょうか(;´д`)

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車内のロングシート部にある袖切り。パイプの意匠がこの時代を彷彿とさせます。
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運転台も年季が入っています。あまり手を加えられていないのも良いです。

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折り返し、再び福井方面へ乗車します。もう日が暮れてしまいましたが、路面区間に入ると街の明かりが。
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市役所前で下車します。雨粒がガラスに残って輝きを増しています。
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路面区間から見ると街の明かりに照らされて夜の撮影も良い雰囲気に。

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市役所前で折り返して福井駅前へ向かいます。
ここで再び武生方面へ帰ってくるのを待ちます。

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福井駅前から折り返して、越前武生行きになると、もう1回市役所前に来ます。
ここで待っていれば2回撮れるので飽きません(^^;)

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田原町から来た越前武生行き。この電車は福井駅前には行きません。

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続行で203号の越前武生行き。ちなみに、市役所前の電停が上下で互い違いに設置されているので、こちら側に越前武生方面の安全地帯があります。

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連接台車を攻める!(^^;)

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振り返ると、こんな感じ。帰宅する学生で一杯になりました。朝晩は、やはり大型車は必要のようです。
ステップを難なく使って乗車していきます。

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そして、交差点の信号が青になって、越前武生へ向かいます。

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街に消えていく203号編成。電車が行ってしまうと、静まります。この辺りが地方都市なのかな・・・と。

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名鉄から来た770形。福鉄カラーも似合います。
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交差点を曲がる。この車両も連接車なので曲線もスムーズ。

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まだ18時ぐらいなのですけど、駅前なのにひっそりしてます。電車が居なくなると寂しい雰囲気。
さて、ホテルに戻りましょう。
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っと、その前に、福井と言えば、ソースカツ丼!
やはりこちらは外せません(^_-)

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ウマー(*゚∀゚)っ

では、お休みなさい。
北陸フリーきっぷで行く福井・富山の旅 その1 以上でした。