2014年12月7日
SL奥久慈清流ライン号 撮影記

この日、水郡線にC61 20運転によるSL奥久慈清流ライン号が運転されました。
C61が水郡線を初めて走るということで、11月から入念に試運転が何度も繰り返されているうちに、これは行きたい!と思い始めていたのですが。。。
水郡線をまともに撮影した事の無い中で、事前に試運転の撮影情報がネットにどんどん上がって来て
行ったことの無い人間でも何となく撮影場所が絞れるのも最近の良さというか悪いところというか。。。(^^;)
1565613136680

という事で、前日は23時近くまで仕事をしていたのにも関わらず、仕事終わってすぐに常磐道の人になっていました。そのまま水戸近くのスーパー銭湯で仮眠を取り、朝7時に現場入りしました。
まず、事前に他の人が上げた試運転の画像を見て、ここ良いかな?!と思った場所へ。
しかし、どの場所もそうですけど、実際に道路から線路までどうなっているのか、離れているのか、どれくらい近くに行けるのか、判りにくい場所もありますが今では、Google Mapとストリートビューがありますので(^^;)、ある程度のアプローチが出来ます。
SLの運転ダイヤから長時間停車する駅も途中に1~2駅ぐらいしか無く、更に沿線の国道は片側1車線の追い抜き設備無しで大混雑になるだろうと予測し、何度も撮れることが難しいので一発撮りに絞ります。
ここにします。下小川-西金間の鉄橋です。
普通は鉄橋を横から撮るのがオーソドックスのようです。
が、今回は久しぶりの蒸機撮影という事で、正面ドカンと行きます(^_-)
10822211_747978601953105_1018556822_n
8時前には現地に到着しましたが、やはり前日からのマルヨ組も多く、クルマを停める場所が少ないです。
途中に広がる場所で縦列駐車を繰り返し何とか隙間に停め、撮影場所を意思表示するだけの普段は使わない三脚を建てます。
(ちなみに、この時のカメラは現在は2台とも現存していません(^^;)

SL奥久慈清流ライン号の運転は水戸から常陸大子までの片道運行ですが、今回の常駐基地は常陸大子がベースとなっているので水戸までの送り込みには例によって高崎-横川の「SLよこかわ」のように往路はDL牽引となります。水戸は転車台は無いので常陸大子からC61は後ろ向きのままぶら下がり。
8時半過ぎに常陸大子を発車し、水戸までは「DL奥久慈清流ライン号」として運転されます。
_X1V7061
駐車場所で待機していたら、DE10のホイッスルが聞こえ、あっと言う間に行ってしまいました。
12月の茨城県の山奥はメッチャ寒いので、ギリギリまでクルマの中に居たため、かなり動きが悪いです(´。`)
_X1V7073
後ろにC61がら下がっているのも確認しました。もうSLのヘッドマークが付いています。
_X1V7075
さぁ実際のアングルを考えます。この時には既にベストポジションが埋まりつつあり、もう消去法で横に入れてもらうしかありません。
_MG_4030
だんだんと陽が上がってきて、ちょい逆行気味なのが良い感じ。これで煙が出れば・・・と期待に胸膨らみます。
_X1V7088
そして、朝、先頭に立っていたDL奥久慈清流ライン号として使用されていたDE10が先に単機で常陸大子へ先回り。露払い列車になります。
さぁいよいよ、汽笛が聞こえてきます。山に響く汽笛は、いつ聞いても鳥肌ものです(´д`)
_X1V7107
やって来ました。残念ながら日差しが無くなってしまい、曇ってしまいましたがドラフト音が響き爆煙でやって来ましたので良しとします。
_X1V7134 (2)
竹林の隙間から日差しと煙の陰をイメージしていたのですけどね。。。でも、良い煙です(^_-)
_X1V7157 (2)
非電化で走る大型蒸気機関車は関東ではなかなか見ることが無いので煙も切れずに大迫力です。
_MG_4053
2台体制でしたので、もうひとつのアングルから。あんまり変わりませんけどね(^^;)
_X1V7180 (2)
先ほどの鉄橋からとりあえず撤収してクルマを常陸大子へ走らせると、流れのままで常陸大子の場内あたりで先回り出来ました。架線の無い感じで、このアングル(^_-)
_X1V7197
C61もなかなか格好良いです。動輪もボイラーも大きい!
_X1V7211
振り返ると、地元の方々の熱烈な歓迎と撮影者の多さに圧倒!乗務員さんも汽笛と手を振って応えています。
_X1V7222
SL運行に合わせて町を挙げてイベントも行われていたようです。
_X1V7245
さて、常陸大子駅構内に移動します。既に列車は到着していて、DE10は客車だけを入換で留置線へ転線させます。C61は単機になって方向転換のため転車台へ入換するようです。
_X1V7266
既に転車台には見物客と職員がお待ちかね(^^;)
_X1V7268
C61の入換。客車はDE10により、あの位置へ転線、留置されました。
_X1V7294
C61 20  まだピカピカです。
_X1V7328
一旦後退して転線。
_X1V7371
ここから転車台へ。
_X1V7377
自分も反対側の転車台が見える土手側へ来てみました。
普段は機関車の方転などはあまり無いでしょうから、係員の数も多いです。
_X1V7384
かなり低速で、慎重に転車台へ乗って行きます。
_X1V7395
転車台進入は車輪の位置を確かめながら進みます。

_X1V7411
停止!!超ギリギリです!先台車が転車台のレールの継ぎ目すぐ手前に。スノープローはハミ出しています。
画像をクリックして拡大したものを見て下さい。ホントにギリギリです。よく停めたモノです。
後ろのテンダー車もギリギリ。これが目一杯なのでしょうね。
_X1V7435
さぁ方向転換です。が・・・、途中で止まってしまいました・・・。重たいのか噛んじゃったか何かで止まってしまったので職員の皆さんが様子を伺っています。が、ビクともしません( ̄- ̄)
_X1V7469
転車台に手動で廻す時に使う鉄製の棒のようなモノを差し込んで、人力で廻す作戦にするようです(@_@)
_X1V7440
っせーの!。。。。。それでも動きません。少し戻ってみたものの。。。対角線上の反対側の人も押してますけど・・・
やはりC61は重たいのですね。。。

_X1V7451
急遽、C61のテンダーに土嚢を乗せて重量配分を後ろにする作戦に。トラックに付いているクレーンで乗せます。前のめりになってるのか?出来るんか?そんな事?!
_X1V7466
ついでにクレーンで転車台を引っ張ろうか?とか。しかし、止めるようです。
牽引ロープが切れたら危ないですからねぇ。。。
_X1V7474
やはり最後は人力で。人数を増やし、こちら側と対角線の反対側からそれぞれ押す作戦に。
っよいしょ!っよいしょ!
_X1V7480 (2)
おっ!少しづつ動いていきます。一度動き出せば、あとは勢いで(^^;)

_X1V7483 (2)
あとはグイグイ押すだけです。しかしC61の長さがホントにギリギリ。
_X1V7487
あと、もうちょい!
_X1V7495
再び、電動で微調整。
_X1V7497
ソロリソロリ~(C)チョコレートプラネット 和泉元彌さん
土嚢が乗っているのも判ります。
_X1V7512
ようやく方転完了!機関士さんも乗り込んで入換です。
何度も言いますがC61のスノプロ、前に飛び出てますから~(^^;)
_X1V7519
ここで拍手が飛び交います。一時は諦めムードも漂っていましたが、こちらも最後まで見届けて良かったです。
_X1V7549
そして、最後は庫に入り給水・整備などを行って、本日に運転は終了となりました。お疲れさまです。
_X1V7541
常陸大子駅構内に12系客車が見えます。水郡線は全通80周年なんですね。
いやぁ、最後は時間かかってしまいました。
もっと早く帰るつもりだったんですけど、夕方の渋滞にハマってしまいます(@_@)
ま、こんな事になるなんて想像もしてませんでした。

以上、SL奥久慈清流ライン号 撮影記でした。