2016年8月の乗り鉄旅にて特急ふじかわ号に乗車した時の記録です。

P1070361 (3)ここは、東海道本線 富士駅
身延線起点となる駅です。
ここから甲府まで特急「ふじかわ」に乗車します。

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ここ富士駅では貨物扱いをしていて、時折、EF66-100が入れ替えを行っていました。
広い構内の側線から旅客ホームの副本線を通過しながら転線中。
向かって左側の尾灯だけが点灯しているのは「入れ替え標識」として駅構内の入れ替え運転を示しています。
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さて、この日は「ふじかわ」7号に乗車します。
特急「ふじかわ」の始発駅は静岡なので、静岡から富士までは東海道本線上り列車として運転、
富士駅で身延線下り列車となり方向を変えて甲府へ向かう運用です。


↑詳しくは、こちらでw

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富士駅の身延線ホームには立ち食いそば屋があり、ここで駅弁も買えます。
あちこちで富士山をイメージしたイラストを目にするのは、やはり「富士駅」ならでは(^^;)
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さて、静岡からやってきた東海道本線上り列車の「ふじかわ7号」。ここでスイッチバックして下り列車となり甲府へ向かいます。
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甲府行き「ふじかわ」は静岡から富士まで先頭が3号車で富士からは1号車が先頭になります。
2016年8月現在の編成図

ふじかわ
← 静岡・甲府
富士 →
123
  • 全車禁煙
  • 2・3号車にセミコンパートメント席座席指定席)あり
凡例
指=普通車座席指定席
自=普通車自由席
使用車両は言わずもかな373系3両編成。
指定席は1号車の1両だけで後の2両は自由席となっています。
373系は1M2Tで3号車がモーター車。さすがにM車の3号車を指定席にしなかったのは単なる偶然か。
甲府での乗り換えが身延線ホームが中央本線と離れていて乗り換えに先頭1号車の方が便利だからかもしれません。
P1070368さて、列車は富士を出て富士宮辺りまでは平野を行き、富士宮を出ると一気に山登り。
峠を越えた辺りで芝川、内船と、文字通り富士川沿いを走り、まずは身延へと進んで行きます。
車窓は夏だったので水量が少ない富士川を眺めながら1M2Tの373系ですが、南アルプスの麓を難なく軽快に進みます。
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途中の下部温泉では静岡行き「ふじかわ10号」と交換待ち。
特急「ふじかわ」は1日7往復で運転されており、実は朝から晩まで約2時間おきに特急が走っている身延線でした。
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山の中の小さな駅で特急が交換待ちで停車しているのも、特急に乗っているのに何かローカル線の雰囲気も楽しめます。
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所定より少し遅れて、静岡行き「ふじかわ10号」がやって来ました。

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373系はデッキの仕切りが無いため車内から運転台も見えます。
特急なのに、ローカル感が漂うのは、このためか?(え
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こちらもようやく発車・・・。
と思ったら、何やら車掌さんの姿がない。。。
車内で何かが有ったのかもしれませんが、暫くして発車しました。
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静岡行き「ふじかわ10号」の車掌さんが下部温泉に入ってくる時にこちらの乗務員を見て何か言いたげだったので、その処理でしょうか・・・。
って言うか先頭車運転台の助手席側に車掌さんが乗っているのもローカル感w

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その後は特に何事も無かったように淡々と走ります。
遅れは微妙に残ったまま。ダイヤに余裕はなさそうです。
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富士川も見えなくなり山深くなると鰍沢口、市川大門・・・急に開けて甲府盆地へ。
ちょっと判りませんが南アルプスの山々も雲の向こうに見え隠れ。
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気が付くと町並みがすぐそこに。次は南甲府です。
右から中央本線と並行して甲府へ。
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甲府には3分遅れで到着。
すると、結構な乗客が下車。まぁまぁ乗ってましたね。
ちょうど、上りの新宿行き「かいじ」と接続するダイヤなので、急ぎ足で乗り換える姿も。
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「かいじ」は反対側のホームにもう入って来てます。
「ふじかわ」からの接続を取るようで接続待ちでした。
私はこの30分後の「あずさ」に乗る予定なので、甲府で一旦途中下車(^^;)


P1070409「あずさ」の車窓から。雲の切れ間から夕陽が射し込む光景が夏も終わろうとしている感じに、
熱い暑い短い夏に思いを馳せつつ帰路に着きます。

身延線は東海道本線と中央本線を結ぶ路線で
特急ふじかわを身延線だけ乗るなら富士-甲府間88.4 kmで100km未満ということもあり特急料金もお手頃。
距離もそれほど長くないので意外と穴場的な路線ですが大きな富士川に沿って走る景色は見ていて飽きません。
普通列車だと駅数が多く落ち着かないですが特急に乗れば気軽に景色を楽しみながら乗り鉄できます。
車内も落ち着いていて指定席の混雑も少ないです。
373系の雰囲気がローカルなので気負い無く乗れます。

今はただ乗るだけに訪れるのは控えますが、落ち着いたらマッタリと乗れる特急としてお勧めです( ̄▽ ̄;)

以上、特急「ふじかわ」乗り鉄旅でした。