時が止まった感覚になります。
今も昭和が続いている小湊鐵道。
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最近はSL・・・じゃなくて、SLのカタチをしたディーゼル機関車でトロッコ客車を牽引する「里山トロッコ」列車を運転しています。
オープン客車によりいっそう春を感じられるようになっています。
 ディーゼル機関車なので煙突からモクモクと煙は出ませんけど(´。`)

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線路際には一面の菜の花が咲き誇ります。そして、老若男女集まった観光客と共に、お見送り(^^)/~~~
いすみ鉄道もそうでしたが、小湊鐵道も線路際に柵が無いので、かなりローカル感&昭和感が残ります。

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こんな感じで、ほのぼのと春を楽しんでいます。
よくよく見たら客車は1両あたり2軸なんですね( ̄▽ ̄;)

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もう、これってホンモノ?って思うような世界。
画に描いたような箱庭のような模型のような光景が広がります。

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普通のディーゼル列車も国鉄キハ20のような車両で、より一層と昭和感が引き立ちます。
田んぼへ向かう道には踏切も警報器などもありません。
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こちらは、飯給駅。「いたぶ」と読みます。
駅には桜と田んぼがあり、ちょうどこの季節に水が張っているので、ちょうど水鏡になります。
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こんな感じで、いつまでも昭和感が残る小湊鐵道。
昭和95年の春も、この画像と変わらないと思います(^^;)




小湊鐵道といすみ鉄道との違いw




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小湊鐵道は終点の上総中野駅で、いすみ鉄道と接続しています。
当然、両者が並ぶ事もあります。

そのとき、思うのが・・・




格差が凄すぎる。。。( ̄▽ ̄;)





なぜ小湊鐵道は昭和感漂うかと言いますと、キハ200形という車両がまるで国鉄の雰囲気のまま。
1961年(昭和36年)から導入した気動車で、1977年(昭和52年)までの16年間、ほぼ変わらぬ形で現在も残っています。
隣に見える黄色いディーゼル車は、いすみ鉄道の車両で、見た目で歴然としていますが性能も機能も21世紀基準です(^_-)

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こちら小湊鐵道キハ200形の車内。
ガラガラガラガラ~とエンジン音を立ててアイドリングしている時から、ディーゼル感が半端ないです。

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車内に銘板が取り付けられています。
キハ202とは、キハ200形の製造2両目です。
日本車輌製造で昭和36年と書いてあります。
昭和56年に新潟鐵工で冷房化改造を受けて、現在の昭和95年に至ります。。。(´。`)

昭和36年から昭和95年まで、来年で60年が経とうとしていますw
還暦を迎えるディーゼルカー。
いつまでもお元気で。

以上、昭和95年 小湊鐵道の春でした。