2001年1月27日をもって引退した東急世田谷線、デハ80形。
当日は、さよなら列車が運転されました・・・。

で、その当日は・・・
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関東地方は記録的大雪でした(@_@)
ここは三軒茶屋・キャロットタワー展望階からの眺め。
この頃、東急世田谷線 デハ80形を追い掛けていた時がありまして、引退まで世田谷線へ訪れては記録をしていました。
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前日まではとても良い天気だったのですが・・・。
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東京にこんな電車が走っていたのです。
「連結2人乗り」で、前には運転士、後ろに車掌が乗務していました。

東急世田谷線 デハ80形とは・・・
wikiより
1950年から1953年にかけて、日立製作所、東急横浜製作所、川崎車輛で28両を製造した。ただし、新規製造は最初の6両(81号から86号)のみで、後の22両(87号から108号)は旧型車の鋼体化改造で登場している。種車は88 - 102号がデハ1形、87、103 - 108号がデハ20形である。85号は東急横浜製作所が初めて製造した新規製造車である。
車体は当初からほとんど変化が無いが、当初前照灯は上部に設置し、左右には三軒茶屋での二子玉川園・下高井戸両方面のポイント切替指示に使用していた紫の方向指示灯も装備していた。制御器は電空単位スイッチ式間接非自動抵抗制御(総括制御)で、駆動方式は吊り掛け駆動であったが、後年カルダン駆動に変更した。
以上
という車両です(^^;)
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当日は、なんとか世田谷線まで辿り着きましたが、この雪でデハ80形がさよなら運用を取りやめになっていないか気になりました。
「生茶」もキンキンに冷えてやがるっ!(´д`)
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その後の列車で、やって来ました!線路が見えなくなるほどの積雪。
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ここが本当に東京なのか?!と疑うほど、猛吹雪でした。
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さようならヘッドマークも雪で見えなくなってきました。
添乗の助役も心配そうに線路状態を確認しているのが判ります。
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松陰神社前駅で三軒茶屋行きを見送り、再び下高井戸行きとして戻って来るのを待ちます。
それにしても、この時はホントに寒かった(@_@)
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三軒茶屋からの下高井戸行きが戻って来ました・・・。んっ?!
「上町」行きになってる!?あれ、下高井戸まで行かない?
いつもとは見慣れない「三軒茶屋←→下高井戸」の行き先板が二文字しか無かったのですが、
撮影時はファインダー越しでは判りませんでした(´д`)
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この辺で、「あれっ?!」と。
実は「上町」行きの行き先板は見たことが無かったので、一瞬「上野?!」と思ってしまったのは内緒だw
こりゃ、やはり大雪で世田谷線自体がダイヤ乱れ、通常運転も危ういので80形を引っ込めることにしたようです。
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車掌さんが ”この電車は「上町」止まり・・・雪のため足元にご注意ください・・・” と連呼しています。
もともと、さよなら運転でファンが乗車して大混雑だったようで、2両編成の80形は大変な混乱ぶりでした。
結局、松陰神社前駅で80形を上下で撮影して、雪のさようならヘッドマークを収めて終了としました。
玉電、最後の日
その後は上町の車庫に入庫したデハ80形を見届けて一安心。これで、ほんとうにお疲れさまでした。
運用終了と訊いて、上町の車庫へ訪れたファンが雪だるまを作って最後の飾り付けとしていました。
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その足で三軒茶屋のキャロットタワー展望階へ移動。
雪の世田谷線を俯瞰撮影。普段より本数は少ないながらも、雪の中でも運転されていたのには驚きました。
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現在では世田谷線は近未来的な電車が走っていますが、こんな電車から一気に進化した世田谷線いや東急ってやはり凄いですねぇ(´。`)
おゃ、隣に京王6000系の姿が・・・